Cours du 19 janvier 2016
皆さんこんにちは。
今週末から来週にかけて大寒波が到来するとのことですが,来週の火曜日は体調を万全にして,また雪などで交通機関の遅れが生じる可能性がありますから余裕をもって学期末の試験に臨んでください。
それでは前回の復習をしましょう。条件法を勉強しました。まず活用形から。
条件法現在
語尾はすべての動詞に共通
語幹は直説法単純未来と同じ
Je rais Nous -rions
Tu rais Vous-riez
Il rait Ils -raient
もっと簡単にいうと,実は「未来形の語幹+r+半過去形の語尾」ですね。
この規則を見いだせれば条件法の活用も楽に覚えられるのではないかと思います。
ちなみに語幹は次の通りです。
Cf :
être→ se avoir →au aller→ i venir→ viend faire→ fe
prendre→ prend voir→ ver pouvoir→ pour vouloir→ voud
条件法現在の用法
A 非現実の仮定・実現の少ない仮定を表す文の中で,想定される内容。
Si +直説法半過去,条件法現在
S’il faisait beau aujourd’hui, je sortirais.(もし,今日晴れたら,私は出かけたのに。)
→実際には,晴れてないから出かけられない。だから条件法を使う。
S’il fait beau demain, je sortirai.(もし明日晴れたら,私は出かけよう。)
→未来への願望。
ジェロンディフなどで条件節を代用
En mangeant moins, il maigrirait. (少食になれば,彼はやせるのになあ。)
Sans ton aide, je ne pourrais pas réussir.(あなたの助けがなかったら,私は成功しなかっただろう。)
B 語調緩和,断定を避ける,推察・伝聞
Je voudrais un kilo de pommes.(リンゴ一キロほしいのですが。)
→私は前回の授業で,pommes de terreと勘違いしてまして,ジャガイモと言いましたが,pommeでしたね。pommeは「リンゴ」です。ジャガイモはpomme de terreで直訳すると「大地のリンゴ」という意味です。ちなみにですが,私はフランスにいたとき,ジャガイモがおいしくてほぼ毎日のようにジャガイモを食べていました。
Vous ne devriez pas faire tant de bruit.(そんなに,音をたててはいけませんよ。)
Pourriez-vous fermer la porte?(扉を閉めていただけませんでしょうか。)
Il ne vient pas : il serait malade.(彼は来ない。病気だろうか。)
D’après statistiques, il y aurait une augmentation importante de la temperature sur la Terre.(統計によれば,地球の温度のかなりの増加があったみたいだ。)
D’après=~によれば
※条件法については,授業で多く扱えませんでした。なのでテストには多く出しません。教科書p.56の例文,p.57の2番の問題の文の動詞の活用,和訳だけはできるようになっておいてください。
テストについては,次の投稿でお伝えします。
今日ご紹介するアーティスト・曲はTété(テテ)のle premier clair de l'aubeという曲です。「夜明けの最初の輝き,最初の明かり」とでも訳せるでしょうか。テテのサイト日本語バージョンを添付しておきます。歌詞については,すべてわからなくても結構ですが,だいたいどういうことを歌っているのかを聞き取れた単語をつなぎ合わせてみて想像してみてください。